「We Margiela マルジェラと私たち」 


いかがわしくあれ

《クリエイティブ思考を持つために》


現代において、何か結果を出すためにはクリエイティブな思考が必要不可欠です。


なぜならこれだけモノや情報が溢れかえった現代は、「新しい」や「面白い」モノを創り出すことが非常に難しくなっているからです。


もっと言うとクリエイティブ思考が無ければ、つまらない人間、結果を出せない人間、個人で稼げない人間になってしまうということ。


そう、既存の枠や常識に囚われないためにも、クリエイティブ思考は絶対に必要なのです。


では、クリエイティブ思考をもつために必要な「態度」は何か、アナタはわかりますか?


それは、いががわしくあることです。

《いかがわしくあれ》


「いかがわしい」とは、怪しげ・疑わしい・道徳上よくない・みだら、といった意味を持ちます。


ではなぜ、いががわしくあることが大切なのかと言うと、上述したようにクリエイティブ思考とは、既存の枠や常識に囚われないことだからです。


つまり、怪しい・疑わしいと思われるいかがわしさの中にこそ、クリエイティブな閃きが潜んでいるのです。


常識内でウケているだけの状態では、クリエイティブは育ちませんし、その常識はスグに廃れます。


ここまで読んで、もしアナタが、

クリエイティブ思考を持ちたい!
常識に囚われたくない!


と思ったら、こちらの映画をオススメします。


「We Margiela マルジェラと私たち」



《謎のベールに包まれたファッションデザイナー》


世界的に有名なファッションブランド【メゾンマルジェラ】。


その創業者であるマルタン・マルジェラは、メディアには一切顔を出さず素顔を知る人は限られた極少数。


そして突如2008年、謎のベールに包まれたまま引退をしてしまう。


そんな彼はどんな人物だったのか?を追ったドキュメンタリー映画です。


今までいくつかデザイナーのドキュメンタリー映画を投稿していますが、彼はその中でも特に異色です。


普通は創ったモノだけではなく、デザイナー自身も前に出て勝負をしているのに、彼はモノだけで勝負をします。


しかも徹底的に顔を出さない分神秘性が出て、結果的にデザイナーとしても有名になっているのです。


これは創ったモノだけで勝負できる天才だからできることですが、ブランディングやマーケティングの勉強にもなります。



発展思考


彼の才能は安いモノでも、失敗作でも、ボツ案でも、どんなモノでも一つのシャレたファッションに変えてしまうことです。


以前紹介したアイリス・アプフェルもこの才能を持っていたので、デザイナーには必須なのかもしれません。


というより、どんなモノでも良いモノに変えるスキルは誰にでも必要です。


そしてこのスキルを身につけるには、発展思考にならないといけません。


多くの人は安いから、失敗作だから、ボツ案だからと見捨てます。


ですがマルジェラは見捨てずに、


これをどう発展させるか?

どうファッションとして使うか?


と、想像力を駆り立てて考え続けていたのです。


そう、アイディアをどんな所からでも生み出そうとする意識が違ったのです。


超一流のデザイナーはどんな素材からでも最高のファッションを創ります。


三流デザイナーは最高のファッションを素材があれば創れると思います。


素材のせいにする時点でダメ、自分の実力が無いだけなんですよね。



負ける覚悟なしに勝利はない


そして発展思考を身につけるためにも、超一流になるためにも必要なものが、「いかがわしさ」です。


マルジェラと彼を支えたビジネスパートナーのジェニーは、ファッションの常識を壊そうと目指していました。


ですがそれを目指せば、当然最初は批難されるし受け入れてもらえません。


実際、無名時代のマルジェラのファッションショーを観た人は、


「今日は見たくないものを見てしまった。」


と言っていました。


当時はそれほど衝撃的なショーをやっていたのです。


でもジェニーのモットーが、

負ける覚悟なしに勝利はない


だったように、2人からすればそれくらいやらないとダメだったのです。


そしていかがわしさを持ち、常識を壊しつづけた結果、誰もが大胆なデザインを認めるようになったのです。

《実は、孫さんも言っていた》


いかがわしさの重要性は、孫さんも語っています。

【いかがわしくあれ、新しい文化に立ちすくむな】


常識とはまったく違うことをしたり、ボツ案や失敗作から何か創り出そうとすれば、そりゃいかがわしいと思われますよね。


でもいかがわしく思われようが、どんどん発展させないと新しく・面白く・価値のあるモノは生み出せないですよね。


ぜひこの映画を観て、いかがわしさの重要性を知り、クリエイティブ思考を持ってください!


「We Margiela マルジェラと私たち」