「insight(インサイト) いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識力の本」 ターシャ・ユーリック 


アナタは自分をキチンと理解していますか?
アナタは自分をキチンと理解する方法を知っていますか?

《自分を知る》


「自分を知る」


これは自分の人生を歩むうえで絶対に知るべきことです。


自分をキチンと知っていれば、迷うことなくブレずに生きられますからね。


流行りに流されることも、詐欺師にダマサれることもありません。


ですが社会全体を見ると、


結果や成果、スキルや戦略といったわかりやすいテーマが注目を浴びているような気がします。


これは別に悪いことではないのですが、これらのテーマを求めると答えや大事なものが「自分の外側」にあると思ってしまいます。


この思考には気をつけなければいけません。


なぜなら、自分の外側に答えがあるという考えは思考停止と同じだからです。


外側にある答えをもらったら疑いもせず考えもしない。
言われたこと・教えられたことをやっていればいい。


そんな思考になってしまいます。


ですが、その思考では結果は出ない、スキルは磨かれないのは当然です。


なぜなら、受け取ったものは答えではなく「答えっぽいもの」だからです。


結果やスキルが欲しかったら、自分で考えて自分で創り上げていかないといけないのです。


そう、結果もスキルも全部自分次第なのです。


見るべきは外側ではなく内側なのです。

だから、自分を知らないといけないのです。


自分はどんな性格で、どんなことを考えて、どんな行動をとり、どうなっていきたいのか?


わかっているようで意外とわかっていない「自分」。
これを知ることがすべての始まりになります。


では、どうやって自分を知ればいいのでしょうか?


それを知るにはこちらの本をオススメします。


「insight(インサイト) いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識力の本」 ターシャ・ユーリック



《大絶賛のビジネス書》


根底からわかりやすく自己認識の大切さを紐解き、


誰もが一生をかけて本気で向き合っていかなければならない「自分」を知るためのガイドラインとなっているのがこの本。


単なる一過性のスキル・ノウハウ本ではなく、


新たな思考や視点の手助けはしてくれますが「答え」は書いてません。


そこがこの本の良いところで、読み進めていくうちに自分自身の中に正解を見つけ出せるつくりになっているのです。


Strategy+Business誌ベストビジネスブック2017選出
Business Insider誌ベストビジネスブック2017選出


といったように複数の賞を受賞し、


「トイストーリー」・「モンスターズインク」を創ったピクサー・アニメーション・スタジオの共同創設者であるエド・キャットムルや


世界的自動車メーカー「Ford」の元CEOであるアラン・ムラーリー


といったビジネス界の大御所も大絶賛されています。

《2種類の自己認識》


この本では、


自己認識とは、自分自身を明確に理解する力のことで二つの側面で構成されている


と書かれています。


では、その二つの側面とはどのようなものでしょうか?



一つは、内的自己認識と呼ばれるもの。


これは、自分の価値観・情熱・野望・理想とする環境・行動・思考・リアクション・他者への影響に対する内的な理解のことです。


内的自己認識が高ければ、本来の自分に見合った決断を下し、より幸せで満足度の高い生活を送れる傾向にあります。


逆に内的自己認識が低ければ、自分にとっての成功や幸せに反するような行動をとり、自分がなにを求めているのかわからない状態が続いてしまいます。



もう一つの側面が、外的自己認識と呼ばれるもの。


これは、外の視点から自分を理解すること。


つまり、周りが自分をどう見ているかを知る力です。


外的自己認識に長けた人は、他人の視点から見た自分を正確に理解できるため、強固で信頼度の高い関係を築くことができます。


逆に外的自己認識に欠けていれば、周りからのフィードバックに不意を喰らってしまいます


しかも、そのフィードバックを受けるころには関係が修復できないほどの状態になっていることが多々あります。




この二つの側面がこの本に書いてある自己認識の基本です。

つまり、真の意味で自分を知るには、自分自身を知ると同時に自分がどう見られているのか知る必要があるということです。



《間違った内省》


では、どのようにして自己認識力を高めていけばいいのでしょうか?


詳細は本を読んでほしいので全部は書きませんが、ここでは内的自己認識の高め方を少し紹介します。


そもそも、多くの人がやっている「内省」という行為は自己認識を高める方法ではないのです。


内省は、

自分自身の思考や行動を深く省みる・考える。

という意味がありますが研究の結果、


自分自身について考える行為は、自分自身を知ることと、なにも関係が無いことがわかったのです。


さらに関係がないどころか、内省に時間をかければかけるほど自己認識が低下したという意外な結果も見られました。


ただこの内省の問題は、その行為に効果がないのではなく、多くの人が間違った形で実行していただけでした。

なので、正しい内省を実行できれば正しく自分を知ることができるのです。



《正しい内的自己認識の高め方》


では、どうすれば正しい内省を行えるのでしょうか?


いくつかありますが僕が一番良いなと思った内容は、


「なぜ思考」より「何(なに・どう)思考」という考え方です。


ではなぜ、「なぜ?思考」がダメなのでしょか?


それは、


なぜ?と問いかけた瞬間に、脳が「答えっぽいもの」にカンタンに飛びついてしまい、「もっともらしい答え」を探し出してしまうからです。


そして、


答えを見つけ出してしまうと、それ以上考えることをしなくなるからです。(つまり思考停止。)



それだけじゃなくなぜ?の問いかけは、


・自分を追い詰めてしまう。
・ネガティブな感情を沸き起こしてしまう。
・自分の思考を過去に閉じ込めてしまう。


といった可能性があり、つまり過去をずっと引きずる被害者のメンタリティになってしまうのです。



《大切な何(なに・どう)思考》


だから、何(なに・どう)思考が大切なのです。


なに?どう?と問うことで、自分の新しいチカラを発見しやすくなるのです。


さらにこの問いは、


・自分の潜在的な可能性に目を向けさせてくれる。
・好奇心をわき立ててくれる。
・良い未来に向かう手助けをしてくれる。


といった可能性があり、つまり被害者意識から成長思考への変化でもあるのです。


ただ、なぜ思考も全てがダメなのではなく使い方次第だといいます。


ビジネス上の難題を切り抜けたり、チームや組織の問題を解決しようとする際は、なぜ思考が重要になります。


つまり、

「なぜ思考」は自分の周りを理解する際に役立ち、

「何(なに・どう)思考」は自分を理解する際に役立つのです。


《21世紀のメタスキル》


以上が内的自己認識の高め方の方法の一つです。


もちろん本の中には、内的自己認識だけではなく外的自己認識の高め方も書いてあるるのでかなり良い学びになります。


著者は自己認識力のことを21世紀のメタスキルと言いました。


このメタスキルを磨くか・磨かないかで、これからの人生は大きく変わってくるでしょう。


SNSをはじめとした雑音が多い現代、アナタはそれに邪魔されずどれだけ自分を知ることができるのでしょうか?


その手助けになるこの本を、ぜひ読んでみてください!


「insight(インサイト) いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識力の本」 ターシャ・ユーリック