「生きがいについて」 神谷美恵子 


生きがいとは何か?

《なぜ満たされないのか?》


合理化・効率化に励んだ結果、とことん便利になり、モノや情報があふれかえるほど豊かになった日本。


さらに教育の「方法」は改善したほうがいいとは思いますが、これだけしっかりと義務教育を受けれる国はありません。


つまり世界トップレベルの豊かさ・便利さを手にしている国が日本です。


ですが、


なぜ自殺者が多いのでしょうか?

なぜSNSで誹謗中傷が無くならないのでしょうか?


なぜ満たされていないと感じる人が多いのでしょうか?


その原因は、多くの人が現代のジレンマに陥っているからです。

《生きがいを持つ》


つまり、物質的な豊かさと内面的な豊かさが比例しないことでジレンマが生まれているのです。


さらにそのジレンマが焦り・不安・嫉妬を生み、視界を曇らせ、さらなるモノやカネを求めているのです。


そして結果的に、深く深くジレンマに陥っていくのです。


では、現代の強烈なジレンマに陥らないためにはどうすればいいのか、アナタはわかりますか?


それは、「生きがい」を持つことです。


誰に言われたわけでもない。お金になるわけでもない。


特に理由はないけど、やりたいからやる。


この生きがいが必要なのです。


「やりたいからやる」があれば、時間を費やせますし、他人と比べることもなくノビノビと生きられるのです。


ここまで読んで、もしアナタが、

生きがいとは何かを詳しく知りたい!
ジレンマに陥りたくない!


と思ったら、こちらの本をオススメします。


「生きがいについて」 神谷美恵子



《生きがいとは何か?》


精神科医として長い間ハンセン病患者を診てきた著者が書いたこの本を読めば、


生きがいを持てる人と持てない人の違いは何か?

生きがいを見出すにはどうしたらいいのか?

生きがいを失ったらどうなるのか?

生きがいとは何か?


を知ることができます。


病や苦難に見舞われた人の心の世界に触れることで、人間の心の動きを知る大切さを感じられる一冊となっています。



《「やりたいからやる」に出会うには》


ではどうすれば生きがいに、つまり「やりたいからやる」に出会えるのでしょうか?


それは、

苦しむことによってひとは初めて人間らしくなる。


と書いてあったように、とことん苦しむことが必要なのではないでしょうか。


苦しむとき、精神的なエネルギーは自分の内部に向かいます。


そこでさまざまな感情・願望・思考の渦がうまれ、強制的に自分自身と対面します。


そうやって苦しみを通して真剣に自分を見つめた先に、生きがいや「やりたいからやる」に出会えるのではないでしょうか。


だとしたらやるべきことは、たくさんの知識と経験を積むことです。


そして、たくさん失敗してたくさん苦しむことです。


(ちなみに「苦しみ」と「悲しみ」の意味は大きく違うので注意してください!)


もちろん生きがいに出会うために苦しむことは、ジレンマに陥らないための1つの方法なのでこれが全てではありません。


たとえば、嫉妬しない心だったり、モノやカネに曇らされない眼だったり、他にもありますからね。


とにかく注意すべきは、ジレンマに陥らないことです。

そしてそのために、「生きがい」が必要だということです。

《未来は今まで以上に強烈なジレンマが潜んでいる》


すでに顕在化しているこのジレンマの問題は、今後さらに深刻になっていきます。


その理由は、これからはどんどん退屈になっていくからです。


ますますテクノロジーが発展し便利さが向上していくと、


単純に時間が増え、必然的にヒマを持て余す人だって増えてきますからね。


まだまだ先ですが、働かなくてもいい時代がくる可能性は高いです。


時間が増える・働かなくていい。


この言葉だけを聞けば嬉しく感じるかもしれませんが、そこには今まで以上に強烈なジレンマが潜んでいるのです。


モノも時間もあり、働かなくてもいい。


そんな自由な状態になったときに、もし心が満足していなかったら悲惨ですよね?


だから今からでも心の動きに目を向けるべきなのです。


ぜひこの本を読んで、生きがいとは何かを考えてみてください!


「生きがいについて」 神谷美恵子