「日本近代史入門 黒い人脈と金脈」 広瀬隆 


直視する勇気を持て。

《新たな視点を》


本や映画をインプットするメリットは大きく二つあります。


まず一つは、知識が増えること。


知識が増えると見える世界が広がるので、狭い世界に囚われずに大局観を持つことができます。


そしてもう一つは、新たな視点が手に入ること。


実は知識を増やすことと同じくらい、新たな視点を手に入れることは重要なことなのです。


なぜなら新たな視点が手に入れば、


事実を正確に捉えられるようになるからです。

さらに、自分の意見を育てることもできるからです。

《直視する勇気》


つまり事実を正確に捉えるには、多角的な視点が必要なのです。


たとえば自分の視点だけではなく、相手の視点や第三者の視点に立って物事を観るべきなのです。


ただそうすれば、反対意見や目を背けたくなる現実を受け入れないとけません。


ですが大切なことは、そこから逃げないこと。直視することです。


そう、多角的な視点を手に入れるには、直視する勇気が必要なのです。


なにより危険なことは、一方通行の情報や偏った情報をそのまま素直に受け取ってしまうことです。


そうしてしまえばアナタ自身が偏った人間になってしまいます。


ここまで読んで、もしアナタが、

多角的な視点を持ちたい!
偏った人間になりたくない!


と思ったら、こちらの本をオススメします。


「日本近代史入門 黒い人脈と金脈」 広瀬隆



《加害者側の日本の歴史》


歴史やノンフィクション作品を数多く執筆する著書が書いたこの本は、タイトルの通り明治から現代日本の歴史をしっかりと抑えることができます。


ボリュームはありますが濃い内容になっているので、日本の歴史を知りたいなら必読です。


この本を読めば、事実を直視する勇気の必要性を感じれます。


というのもこの本で書かれているのは、加害者側の日本の歴史だからです。



《驕りつづけた結果》


学校教育では原爆被害者の敗戦国として日本史を勉強しますが、


日本がどれだけアジアに侵略を仕掛け、野蛮な殺戮を繰り返してきたかは教えられないですよね。


それに、なぜ原爆を落とされて敗戦にまで至ったのか?も詳しくは教えられていないですよね。


この本を読めば、


アジア侵略や戦争の敗因は日本全体が軍国主義に傾いていたからで、


軍国主義に傾いた原因を探れば、カネと権力を独り占めした明治政府が原因だとわかります。


それなのに明治を、


【維新の志士の活躍=明治維新=日本に自由な時代が到来=近代文明開化】


のような認識を持つ人が多いです。


ですが開国をして近代化に着手したのは、明治政府ではなく徳川幕府です。


この間違いが起きる原因は、明治政府の権力者たちを美化した記録が映画化やドラマ化になっているからです。


東京大空襲をはじめ、アメリカはたしかに無差別攻撃をしましたが、真珠湾で先に無差別攻撃をしかけたのは日本です。


それにポツダム宣言をすぐに受け入れていれば、原爆だって落とされなかったのです。


ではなぜ受け入れなかったかといえば、日本が日清戦争と日露戦争に勝利して調子に乗っていたからです。


そう、日本が負けるはずかないと驕り勘違いしていたからです。

《考える力を》


おそらく、こんなことは教科書に書いていないですよね。


ですが、こういった違う視点で物事や歴史を観るって超重要なんですよね。


それは自分にとっては不都合な視点かもしれません。


知りたくもなかったことかもしれません。


でも、そこから目を背けてはいけません。


排除したり、修正なんて以ての外です。


事実をしっかり直視して受け入れることで、自分自身の考える力が養われるのです。


ぜひこの本を読んで、新たな視点を手に入れてください!


「日本近代史入門 黒い人脈と金脈」 広瀬隆