「全ロック史」 西崎憲 


アナタは自分の価値の上げ方を知っていますか?
それは、特別なことをしないといけないと思っていませんか?

《自分の価値の上げ方》


アナタが「今より稼ぎたい」「会社以外の収入源を増やしたい」と思ったら、何をすればいいと思いますか?


それはシンプルに「アナタの価値を上げる」もしくは「価値が高い別の仕事」をすればいいのです。


なぜなら価値が高ければ、それだけお金になりやすいですからね。


でも、僕を含めた多くの凡人は、いきなり「価値が高い仕事」には就けません。


その仕事には、スキルや経験が必要ですからね。


なので僕みたいな凡人は、まず自分の価値をどう上げるか?を考えなくてはいけません。


では、どうやって自分の価値を上げていけばいいのでしょうか?


おそらく多くの人は、


今までにない新しいアイディアを出そうと思ったり、何か特別なことをしないといけないと思いがちです。


ですがそんな必要はまったくないのです。


というか、僕みたいな凡人にそんなアイディアは出せませんし、特別なことなんかできません。


実は価値を上げるには、


”誰でも出来ることを誰もが出来ないレベルでやる”


たったこれだけでいいのです。


では、これは一体どういうことでしょうか?

自分の価値を上げたい
価値とは何かを知りたい
「誰でも出来ることを誰もが出来ないレベルでやる」とは何か理解したい


そう思ったアナタにはこちらの本をオススメします。


「全ロック史」 西崎憲



《すべてのロック好きな人間へ》


ロックはどこで生まれ、発展し、現在に至るのか。

そして、ロックとは何か。


タイトルの通り、ロックミュージックの歴史を丁寧に紐解いたこの本を読めば、かなり細かくロックを知ることができます。


淡々とロックの歴史が書かれてはいますが、


大物ミュージシャンが影響を受けたミュージシャンを知れたり、さまざまなロックのジャンルが生まれた背景を知れたりと、読んでいてかなり面白かったです。


本に書いてあったように歴史書ではありますが、読後は小説や物語を読んだ後に近かったです。


僕自身、ロックは好きで毎日聴いてはいますが、実際ロックのことは全然知らなかったんだなと思い知りました。


でも、この本を読んでロックの歴史を知れたことで、今まで以上にロックを深く楽しめることができると思います。


意外と歴史を知らない人はたくさんいると思うので、ロック好きな人はぜひ読みましょう!

《誰でも出来ることを誰もが出来ないレベルで》


この本の内容は当然素晴らしいのですが、僕は「全ロック史」という本自体にかなり価値を感じています。


この本が創られたという事実から、僕みたいな凡人にとって参考にすべき大切なことが読み取れるのです。(もちろん著者は凡人ではありません。)


それが最初に書いた、


誰でも出来ることを誰もが出来ないレベルでやるということです。


ロックの歴史はかなり長く広く、ジャンルも多く、ミュージシャンは数え切れないほど存在しています。


それを懇切丁寧に、経時的に、そしてかなりのボリューム(全510P)でまとめ上げたのがこの本です。


これまでにロックの歴史について書かれている本は出版されてはいますが、ここまでのボリュームはありませんでした。


今までになかった歴史書を創ったことは素晴らしいのですが、


ロックの歴史を丁寧に書くことは、正直この著者じゃなくても長い時間を掛け、調べ上げれば誰でも書けたことです。


でもそれは誰もやらず、どこの出版社も出しませんでした。


その理由は単純で、大ボリュームのロックの歴史書は、書くことも出すこともスゴい大変だからです。


量はもちろんですが、書いたとしても各アーティストや各ジャンルのロックファンからはとやかく言われる可能性だってあります。


それに売れなかったら著者にも出版社にも経済的にはマイナスです。


そういう意味を含めてスゴい大変だから、大ボリュームのロックの歴史書は無かったのです。




でも、著者はそれを見事に書き上げました。

そして、出版社もGOを出しました。


誰でも出来ることを誰もが出来ないレベルでやったこの本に、僕はかなり価値を感じるのです。



《なぜ価値が上がるのか?》


誰でも出来ることを誰もが出来ないレベルでやることには、価値があるのです。

なぜそれに価値があるかというと、


希少性が高いからです。


希少性を高める方法は二つあり、その一つが誰でも出来ることを誰もが出来ないレベルでやることなのです。 

(もう一つの方法は【旅の途中書店とは?】で書いているので読んでみてください。)


たとえば、


掃除をテキトーにやる人が多いですが、いつもめちゃくちゃキレイにやってくれる人がいるならその人の価値は上がります。


たとえば、


気を遣えない人が多い中、豊臣秀吉並に接待上手で気が遣えるなら天下だって獲れるのです。


それくらいシンプルなこと・皆がやっていることでも、誰もが出来ないレベルでやれば希少性は高まるのです。


カンタンに書くと、


誰もが出来ないレベルとはつまり量をこなす・丁寧にやるということなのですが、これは誰でも出来ることですよね?


そう、価値を上げるには、実はシンプルなことをすればいいのです。

《価値を感じ取る》


もちろんこの本はロックの歴史について書かれている本なので、


希少性とか、価値の上げ方については一切書いていません。


ただ、この本を読んで感じ取ってほしいのです。


これだけのボリュームでロックの歴史を書いたこと、実際に出版されたことを。


そして、誰でも出来ることを誰もが出来ないレベルでやるとはどういうことか?を。


価値とは何かを知りたい人、そしてもちろんロックの歴史を知りたい人はぜひ読んでみたください!


「全ロック史」 西崎憲