「ファスト&スロー」 ダニエル・カーネマン 


アナタは自信がバイアスを生むと知っていますか?
アナタは脳には2つのシステムがあると知っていますか?

《自信がバイアスを生む》


誰でも一度は予測が外れたり、順調に進んでいたモノゴトが突如トラブルに見舞われたことがあると思います。


アナタはこの原因を突き詰めて考えたことがありますか?


これは偶然なのでしょうか?それとも必然なのでしょうか?


実は、必然の可能性が高いのです。


というのも予測が外れたり、予想外のトラブルに遭う原因は、


自信を持ちすぎたからなのです。


そう、自信を持ちすぎるとバイアスが強くなり極端にモノゴトを観てしまうのです。


だから回避できるリスクについて、考えることすらできずに痛い目をみるのです。


「自分は自信が無い人間だからそんなバイアスには陥らない!」


おそらく、こう思っている人は多いんじゃないでしょうか?


ですが本当にアナタは自信が無いですか?


人は意外とカンタンに自信を持つと知っていますか?

《脳には2つのシステムがある》


なぜ人はカンタンに自信をもち、バイアスを生んでしまうのか?


これを知るには脳のシステムを知る必要があります。


実は脳には2つの重要なシステムがあるのです。


それぞれまったく違う働きをする2つのシステムを知れば、


自信やバイアスについても理解ができ、自分やモノゴトを俯瞰できるようになるのです。


さらに、世の中には人が動くようにと仕掛けられている広告や表現ばかりだと気が付くこともできます。


逆に脳の2つのシステムを知らないと、

リスクを回避できない
現実をまともに見れない
一生広告に踊らされる


このような人生になってしまいます。


感情に走らず冷静な思考をするには、脳のシステムを知る必要があるのです。

アナタはバイアスを取っ払いたいですか?
アナタは現実を冷静に見たいですか?
アナタは広告に踊らされたくないですか?


そう思ったアナタにはこちらの本をオススメします。


「ファスト&スロー」 ダニエル・カーネマン



《行動経済学の重鎮が書いた一冊》


【プロスペクト理論】や【ピークエンドの法則】といった心理学の中でも重要なモデルを見出し、ノーベル経済学賞をも受賞した著者が書いたこの本は、


行動経済学という学問をイッキに世界に知らしめた一冊です。


脳と人間を理解したい人、行動経済学に少しでも興味がある人なら、この本は避けては通れません。



《2つのシステム》


では、脳の2つのシステムとはどんな働きをするのでしょうか?


システム1は速い思考と言われます。


・努力がいらず自動的かつ高速に機能する

・印象・感覚・感情を形成する

・簡単な計算や距離感を掴む等の働きをする


といった特徴があります。


もう一つのシステム2は遅い思考と言われます。


・複雑な物事を対処し決定権を下す。

・セルフコントロールをする。

・システム2を働かせるには努力がいる。


といった特徴があります。



大雑把に書きましたが、この2つのシステムにより人はモノゴトを捉え・思考し・判断しているのです。


《人は意外とカンタンに自信をもつ》


中でも脳の働きで印象的だったのが自信についてです。

私たちの大半は、世界を実際よりも安全で親切な場所だとみなし、自分の能力を実際よりも高いと思い、自分の立てた目標を実際以上に達成可能だと考えている。また自分は将来を適切に予測できると過大評価し、その結果として楽観的な自信過剰に陥っている。


と書いてあった通り、


人は意外とカンタンに自信を持つのです。


ですが、その自信がバイアスを生み間違った判断を下してしまうのです。




では、どうしてカンタンに自信を持ってしまうのでしょうか?


それは人間は見たものがすべてだと思い込んでしまうからです。


この思い込みが結構厄介で、知らないものは無いものとして判断してしまうのです。


その結果カンタンに、しかもズレた自信を持ってしまうのです。

《自信を疑う》


上述したように、アナタが思っている以上に脳は自信を持ちやすい構造をしているのです。


著者は、

自信なんてないほうがまだ当てになる


と言います。


自信を完全に無くすことは難しいので、「今度はできる!」「絶対に予想は当たる!」と思っても一度は冷静になって疑ってみましょう。


それがバイアスを無くす手助けになるのです。


アナタはバイアスを取っ払いたいですか?
アナタは現実を冷静に見たいですか?
アナタは広告に踊らされたくないですか?



ぜひ、この本を読んで脳のシステムを理解して俯瞰できるようになってください!


「ファスト&スロー」 ダニエル・カーネマン