「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」 


保身に走るな。

《致命傷を受けないとは?》


このブログでは何度か、人生において重要なことは致命傷を受けないことだと書いてきました。


再起不能レベルの致命傷を受けてしまえば、何に対しても挑戦ができなくなり、可能性がゼロになるからです。


ただこれは、”保身に走れ”という意味ではありません。


”守りを固めつつ攻め続けろ”という意味なのです。


というか、保身に走ることを考えていると、あからさまなエゴイストになり逆に致命傷をもらいやすくなってしまいます。

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《腐敗は伝染する》


さらに保身に走れば、人間として腐っていきます。


しかもそれは個人が腐っていくだけではなく、組織全体も伝染したように腐っていくのです。


ただ、社会全体を見回すと保身に走る人間は結構いますよね。


それに組織の上の立場の人間が保身に走るケースも多々あります。


もはやその人を改善することはできないかもしれないので、そんな人がいる組織はさっさと抜けることです。


なぜならアナタも伝染し、人間として腐ってしまう可能性があるからです。


ここまで読んで、もしアナタが、

人間として腐りたくない!
保身に走りたくない!


と思ったら、こちらの映画をオススメします。


「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」



《人として大切なこと》

感謝祭前日に名門校の学生であるチャーリーとジョージは、仲間が校長の車にイタズラを仕掛けているところを目撃する。

イタズラをされた校長は犯人を知るため目撃者である二人に問い詰めるも白状はしない。

そこで校長は感謝祭後に学校集会を開き、白状すればハーバード大学に推薦、白状しなければ退学をさせるという。

その週末に旅費を稼ぐため盲目の退役軍人であるフランクの世話をすることになったチャーリー。

気が難しく、女好きで、下ネタを連発するフランクに困惑しっぱなし。

ただ、彼が盲目であることから生きる意味を探していたり、孤独を感じていることを知り
徐々に二人の信頼が深まっていく。

二者択一に悩みながらもフランクの下で成長したチャーリーが出した答えとは、、、


というのがあらすじの、人として大切なことは何か?を考えさせてくれる最高のヒューマンドラマです。


この映画を観れば、”保身に走るな”と強く思うことができます。



《くたばれ!》


ジョージは全校集会で問い詰められた結果、


「確信はないけどあの人影はたぶん、ハリー、トレント、ジミーかな。」


と、仲間を観たような曖昧なことを言います。


次にチャーリーが同じ様に答えれば仲間は罰せられ自分たちは助かります。


でも、彼は白状をしませんでした。


つまり、退学覚悟で仲間を売らなかったのです。



その結果、校長は白状したジョージは我が校の名を汚さなかったと許し、事実を隠蔽しウソを言ったチャーリーは退学と宣言します。


それを保護者代理人としてチャーリーの隣でずっと聞いていたフランクはブチ切れます。

「このクソ裁判は一体何だ!


と。


そこからフランクの超超超名演説が始まります。


すこし長いですが、じっくり読んでみてください。

「何が我が校の名を汚さなかっただ。

ここの校訓は”告口をして自分の身を守れ。でないと火炙りだ。”だろ。

ケツに火が付くと、あるものは逃げ出しあるものは踏みとどまる。

彼(チャーリー)は踏みとどまり、ジョージは逃げた。

なのにキミらはジョージを褒め、チャーリーを罰するのか。

そういう連中を育てて世に送りだすのか。

今日のこの猿芝居は何だ!

この猿芝居の中で私の隣の若者だけが汚れない魂を持ち続けている。

ここにいる誰か(校長)は彼を買収しようと甘い話を持ちかけた。

でも彼は売らなかった。

キミはとんでもない校長だ。

キミは彼の魂を殺そうとしてるんだぞ!

なぜか?我が校の名を汚した生徒だからだ。

その名を汚しているのは他ならぬキミらだ。

ハリー、トレント、ジミー、貴様らにも言う。
くたばれ!

根が腐ってて何が育つ?この学校は根が腐っている。

どんな教育をしているのか、まったく恐ろしいことだ。

私には、チャーリーの黙認の正誤はできない。

だけど、彼は決して自分の得のために仲間を売る人間ではない!!

それが人間のもつ高潔さだ。それが勇気だ。

それが指導者が持つべき資格だ。

彼は真の人間を形成する信念の道を選ぶことができる。

彼の旅を続けさせてやろう。」


これを聞いた全生徒は拍手を送ります。


そして懲戒委員会はその場で集まりハリー、トレント、ジミーの三人を仮及第にし、ジョージは罰せられないが今回の件では一切の推奨を受けるものではないと言います。


そして最後にチャーリーは今回の件から完全に解放されると決まります。


それを聞いた全生徒はまた大拍手大喝采。


まさに高潔さと勇気を持ち仲間を売らなかったチャーリーが完全勝利した瞬間です。

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《優しく強く》


文章では伝わりづらかっと思いますが、どう感じたでしょうか?


正直、保身に走り利益を確定させて逃げ切りたい気持ちはわかります。


ですが、仲間を売ったり間違いを認めなかったりするのは違いますよね。


それをやれば生き残れるかもしれませんが、その結果何を失うのかは考えたほうが良いです。


それに自分の身だけ・自分の得だけを考えている人間なんて、意外と簡単に見抜けるものです。


ぜひこの映画を観て、保身に走らず優しくて強い人間になってください!


「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」