「カストロとゲバラ」 広瀬隆 


ウソでも強がれ。

《絶対に弱音を吐かない》


以前ネルソン・マンデラの本を通して、「なりたかったらフリをしろ」と投稿しましたが、これはつまり”ウソでも強がれ”ということです。


だって、結果が出ていないのに出ているフリ、お金を稼げていないのに稼げているフリ、弱くても強いフリをするということなんですからね。


そうすれば、自分自身の脳を上手く思い込ませるだけではなく、相手にも思い込ませることができるのです。


その結果、本当に結果を出せたり、稼げたり、強くなれるのです。


では、ウソでも強がる上で一番大切なポイントは何か、アナタはわかりますか?


それは、絶対に弱音を吐かないことです。

武士は食わねど高楊枝


弱音でも何でも気軽に話せる人間関係を築くことや、弱音を吐いてくれるリーダーの方が現代的ではある気がします。


なので「絶対に弱音を吐かないこと」は、人によっては合わない戦略かもしれません。


でも、印象を気にしていたマンデラは、「本心である素の自分を表に出すこと」はしませんでした。


それに、

武士は食わねど高楊枝


という言葉があるように、キツくでも平気なように振る舞うことは武士の美徳と考えられていました。


そう、ウソでも強がって絶対に弱音を吐かないことは、確実に効果のある戦略なのです。


ここまで読んで、もしアナタが、

強がる大切さを知りたい!
強くなりたい!


と思ったら、こちらの本をオススメします。


「カストロとゲバラ」 広瀬隆



《二人の偉大な革命家》


アメリカの操り人形だった独裁政権を倒し、キューバに社会主義を建てたカストロ。


カストロの想いに共感し、社会主義国家建国後はキューバ政治に関わるも、最期は世界中の革命運動に参加し戦い続けたチェ・ゲバラ。


そんな二人の大革命家の歴史を綴ったのがこの本で、


彼らの歴史を知れば、腕っぷしの強さだけじゃダメだとわかります。


たしかにゲリラ戦は得意でしたが、カストロは弁護士、ゲバラは医者であったように二人とも頭が良かったのです。


なので「ガンガンいこうぜ!」のイケイケ状態でも、冷静に状況を把握することを忘れませんでした。


そう、ちゃんと戦略と戦術に則って行動していたのです。



《メディア操作と強がり。》


その中でも超頭がキレていた戦術がメディア操作です。


二人が率いる革命軍は、作戦の筒抜けにより、独裁政権に大敗を喫してしまいました。


その結果、キューバ国民、独裁政権、そして世界中がカストロたちは死んだと思っていました。


その思い込みとメディアを利用したのが、なんとか生きていたカストロです。


革命軍はたまたまキューバに訪れていたNYタイムズの記者に、「世界的スクープがある」と話を持ちかけ、カストロが潜伏する基地に招きます。


インタビュー中カストロは多数の部隊が動いているかのように演出し、「背後には大部隊がいる」と記者に言いました。


その結果、


”革命軍は予想以上の軍勢がいて、キューバ国民の大半は支持している。もはや負け戦の現政権は、この反乱を止められないだろう。”


という迫力のある文章とカストロの写真が載っている記事がNYタイムズのトップに大きく掲載されました。


この記事が出るとカストロが死んだと思っていた国民は再び希望を持ち、革命運動が復活し、革命軍が息を吹き返していきます。


さらにその後は世界各国のメディアがカストロにインタビューを行い、同様の振る舞いを見せたことで、


あたかもキューバ全土で反政府運動が起こっているかのような錯覚をもたらしたのです。


その時のゲリラ戦士はたった30人足らず、しかもまだ何も起こっていないのに!


つまりメディアを使いウソでも強がった結果、国民の革命運動に火をつけたのです。


これを知れば、メディアの力(拡散力・印象操作)とウソでも強がることがどれだけ大切かがわかりますよね。

《どれだけ思い込ませるか》


ポイントは、自分にも相手にも”思い込ませる”ことです。


弱音を吐かずにウソでも強がっていれば、いずれ本当に強くなります。


そして、皆んな勝手に「この人は強いんだ。」と思い込みます。


そうすればこっちのモンですよね。


ぜひこの本を読んで、大革命家の戦術とウソでも強がる大切さを学んでみてください!


「カストロとゲバラ」 広瀬隆