「お客さんの笑顔が、僕のすべて!」 松久信幸


《気遣いの正体》


アナタは、今より結果を出すために、仕事でステップアップしていくためには何が必要だと思いますか?


つまり、今よりステージを上げるには何が必要だと思いますか?


シンプルな実力でしょうか。それとも運でしょうか。


たしかにそれは必要だとおもいます。


でも、実力があるにも関わらず今の場所でくすぶっている人はよく見かけます。


チャンスが巡ってきたのにそれを粗末に扱う人もよく見かけます。



そんな人が欠けているもの、そして絶対的に必要なものが「気遣い」です。


なぜ、気遣いが絶対的に必要なのか?


それは、色んなコトに気が付けるようになるからです。


気が遣える人は、気付ける人でもあります。


ですので、細かい気遣いができれば、さまざまなことに気が付くことができます。


それは例えば、チャンス・運・リスクのことでもあります。


これをいち早く気が付くことができれば結果もステージも変わりますよね?


では、そもそも気遣いとは何なのか?


そんな気遣いの正体を知れる本がこちら。

松久信幸著・「お客さんの笑顔が、僕のすべて!」



《デニーロを4年待たせた超一流シェフ》


著者の松久さんは、世界五大陸に40店舗以上店舗をかまえるレストラン「NOBU」と「Matsuhisa」の創業者である超一流のシェフ。


日本の寿司屋で修行後、いきなりペルーで日本食レストランを開業するも経営方針があわず3年で店を離れる。


その後、もう一度やり直すためアラスカで店をかまえるも火災がおき、オープンからわずか50日で廃業になる。


異国の地で多くのドン底を味わうも、


料理・そしてお客さんに対しては集中しつづけた結果、成功を収めたのが松久シェフです。


そんな松久さんと料理に惚れたのが、あの世界的名俳優ロバート・デ・ニーロ。


デニーロはあまりに気に入ったため、松久さんに「NYで共同経営しないか?」と口説くもあまりの忙しさに即決できず、実現するまで4年もかかったそうです。

《世界的に成功した秘訣》


「成功する秘訣は?」
「グローバルで成功する方法は?」


と、松久さんはよく質問されます。


それに対して、


「成功したなんて思っていなく、まだまだ発展途上。こうすれば成功するなんて法則はないと思っています。」


と返答します。


ただ、無我夢中に当たり前のことを正直に一生懸命やってきただけ。

その当たり前とは、良い食材を仕入れ、お客さんを親切に、喜んでもらえるように心を込めて調理し、値段に見合った価値のある料理を提供するということ。


この「正しい繰り返し」が松久さんにとって当たり前で、それが結果的に今に結びついたと言います。


常に気を配り、眼の前の人を想い、観て、考えて、間合いや気配を察し、その時にベストな行動をする。


松久さんが言っていたように、絶対的な成功法則はないかもしれませんが、


この「気遣い」ができることが何よりも重要なことだと本を読むとわかります。



《気遣いのプロ》


松久さんは、だれもが認める超一流の料理の腕がありますが、


それだけじゃなく気遣いも超一流です。


それはもちろん、媚を売るという意味じゃなく。


おもてなしや気遣いにマニュアルなんてありません。


他国なら日本と文化が違うのでなおさらです。


だから、気を配り続け、気付きつづける必要がありました。


それを松久さんはやり続けました。


どんな環境にいても常にお客さんに対しての気配りをし続けたからチャンスを掴んでいったんです。


わざわざ説明はせず忍んで一流の気遣いを当たり前にスマートにやるってほんとカッコいいですよね。



《ウザい気遣い》


ただ、おそらく多くの人は気遣いを勘違いします。


例えば、


エレベーターの操作をやることは何気ない一つの気遣いですが、


そのポジションを絶対に譲りたくないから他人を押しのけて操作しようとしたり。


お茶を淹れてくれることは本当に有り難いことですが、


常にお茶を淹れようとしてずっと周りをウロチョロしていたり。


もちろん、全く気を遣わない人よりかは良いと思いますけど、


ウザイと思われたら気遣いもクソもないですよね。

《大事な距離感》


そういう人が気を付けるべきは


距離感です。


操作ボタンとの、コップとの、時間との、人との距離感を意識してみましょう。


大抵、大好きな恋人でもないかぎり、近すぎるとウザイと感じますよね。


悪気はないと思いますけど、ウザいと感じる距離に入ってきちゃダメなんですよね。


何回も書きますが松久さんのように、


人を想って、観て、考えて、間合いや気配を察し、その時にベストな行動をすることです。


距離感がめちゃくちゃでウザイ気遣いをする人は間合いと気配を察しれないのです。


確かに、この間合と気配を察することは難しいことです。


本を読んで、頭で理解してもすぐにはできません。


だから、なおさら常に気を配るのです。


気が遣える人=気が付ける人です。


多くの人が気遣いが出来ない中、アナタがそれを極めればどんなチャンスにも気が付き掴んでいきます。


この本を読んで、気遣いとは何か?自分で落とし込んでみてください!

松久信幸著・「お客さんの笑顔が、僕のすべて!」